一人暮らしで保険は必要?加入するなら知っておきたい知識まとめ

ネットやSNSをみると金融系インフルエンサーの多くが「保険不要論」を唱えているのを見たり、聞いたりする機会が増えました。

それについては、それぞれの考えがあるので否定はしませんが、何も調べずに全てを鵜呑みにするのは危険だと思います。

しっかりと調べた上で検討すべきだと私は考えます。

今回は、保険について概要を簡単にまとめました。また、一人暮らしと保険について述べています。

ぜひ、今後の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いたのは私です!

ぶえ
大学生時代に一人暮らしをしながら家電量販店で4年間バイトをしながら100万円を貯める。現在は奨学金を返済しながら社会人生活を送っている節約・貯金好きのサラリーマン。ちなみに好きな家電は、縦型洗濯機。

日本の社会保険は手厚い

会社員の給料から強制的に引かれている「社会保険料」によって、病気や怪我で病院などに行った際に、治療費を3割のみ支払うだけで済みます。

海外ではこれほど手厚い保証はなく、虫歯や風邪などで病院に行くと高額な治療費を請求されます。

ぶえ

だからこそ、民間の保険などは不要とも言えます!

しかし、20歳以上の約8割の国民が追加で民間保険に加入しています。

どうして、なのでしょうか?

次章でまとめていきます。

〜参考〜

生命保険文化センター「生命保険に加入している人はどれくらい?

生命保険に加入する理由

日本の社会保険の制度が手厚いとはいえ、足りない部分があるといえます。

「ガンなどで先進医療を受ける場合は全額自己負担」

「病気や怪我で長期間働けなくなると生活できない」

「子供の教育費や老後資金のために」

このような理由から加入を検討するようです。

もしものことがあった時の不安をなるべく減らせるようにしておくことは、大切なことかもしれません。

ぶえ

健康には常に気をつけたいですね

貯蓄があれば保険はほぼ不要

一人暮らしであれば4人暮らしなどと比較して生活費が激安です。

万が一、病気や怪我になったとしても家族を養う必要がありません。仮に、治療に高額な費用が掛かっても国民が必ず加入している国民保険のおかげで一定の支払いで済みます。

ある程度の貯蓄がある場合は、怪我や病気に備える医療保険は不要と言えるでしょう。

ちなみに・・・

仮に月収20万円の一人暮らしのAさんが病気の治療に100万円かかっても自己負担は57,600円で済みます。

支払い額の上限は月収によって変化します。詳しく知りたい場合は「国民健康保険協会のHP」をご確認ください

高額な支払いが発生する場合に保険で

  • 車で人を轢いてケガをさせてしまった
  • 自転車で人とぶつかってケガをさせてしまった
  • 借りていたアパートで火事を起こしてしまった

突発的かつ高額な支払いが発生する場合は、貯蓄だけではどうにもなりません。

上記のようなケースは必ず保険に加入しましょう。自動車保険(自賠責保険)や火災保険は絶対に加入しなければなりません。

ぶえ

加入は必須なのは理解したけどできるだけ安くしたい・・・

これらの保険は、多くの比較サイトがあります。ネットから加入で割引の特典がある場合などがあります。

一度現状の保険と比較して保険料を見直すと良いかもしれません。

貯蓄がない場合は保険に入った方が良い?

保険はクラウドファンディングの仕組みに似ています。

「ある人の目標に対して支援する」「病気の方に対して支援する」

加入者から集めた資金を、病気やケガによってお金が必要となった方へ回す相互扶助の仕組みで保険は成り立っています。

そのため、損得勘定ではなく支援やもしもの時に支援してもらうという意味で保険に加入することは悪い選択肢ではありません。

貯蓄がないケースや今後が不安な方は最低限の保険に加入しましょう。

生命保険料控除でお得に加入できる

生命保険や地震保険に加入すると、保険料に応じて控除を受けることができます。

以下は保険料に応じた控除額の金額となります。

保険料が少額であれば全額キャッシュバックされるので、保険を選ぶ際には下記も参考にすると良いでしょう。

保険料(年間)控除額
20,000円以下保険料の全額
20,001〜40,000円保険料の半分+10,000円
40,001〜80,000円保険料の4分の1+20,000円
80,001円以上一律40,000円
国税庁「No.1140 生命保険料控除」より作成

会社員であれば年末調整時に保険会社から届く控除証明書を添付・記入が必要です。

仮に生命保険料の支払額が年間2万円以下になりそうであれば加入しても良いです。

保険料のシミュレーションや見積もりを活用しながら最低限の保険を探しましょう。

本当に必要な保険がわかりません。

最低限などと言われても一体どの保険にどのくらいの金額をかければ良いかわからない場合もあると思います。

その場合は、保険の比較サイトなどを参考にして選べれば良いですが、保険会社もプランも膨大にある中から選ぶには時間もかかり手間になるでしょう。

今は、ネットで簡単にプロに相談やアドバイスをもらうことができます。

まとめ

ここまで色々とまとめてきましたが、正直私も保険の知識は豊富ではありません。

また、保険について何が正解かもわかっておりません。

しかし、あなたがどう判断し、どういう生活を送りたいのかによって検討することも大切です。

少しでも保険について興味が湧いてきたら色々と調べてみると良いでしょう。

では、また。

ぶえ

ちなみに、私は火災保険以外は加入していません。