- 料金の仕組みがよくわかるようになる
- スマホ代がぼったくられないようになる
- お得にスマホを利用することができる
- ネットでスマホやプランの契約ができる
今年の4月から18歳に成人年齢が引き下げられました。そのため、親の同意なしでスマホを個人で契約することが可能です。
便利な反面、料金プランの仕組みを理解していないとぼったくられたり失敗してしまうことが懸念されます。
そこで今回は、元家電量販店で販売のバイトをしていた私が超簡単に分かりやすく料金プランの仕組みを解説していきます。
ネットで契約するメリット
スマホはネットで契約した方がお得です。その理由は主に以下のメリットからです。
- 短時間で24時間好きな時に申し込みができる
- 事務手数料(人件費)が無料
- 不要なオプションなどを契約させられない
- キャンペーンなどで店頭よりスマホ代がお得
- コスパの良い格安SIMを契約できる
時間とコスト面で圧倒的に優れています。
店頭とネットで『同じ料金で同じスマホ』の場合でも、初期費用がネットの方が安く、ネット限定のキャンペーンで料金が割引されることが多いのです。
契約がネット限定の格安SIM会社も存在します
スマホ料金は分かりにくい
しかし、スマホ代というのは複雑で分かりにくいです。
さらには、家族割、2年割、学割、ネット割、乗り換え割、スマホデビュー割など色々な割引のおかげで混乱しやすいです。
しかし、大丈夫です。下記で簡単に解説していきます。
大前提はスマホ本体代と通信費を切り分けて考えること!
次章で簡単に解説していきます。
スマホ代の内訳
スマホ料金は主にこの4つに切り分けることが可能です。
どのメーカーも仕組みは一緒で名前が異なるだけです!
- データ容量
- 通話料
- 端末代
- オプション代
一つずつ解説していきます。
データ容量
動画や音楽、SNSを楽しむ上で大事なのがデータ容量です。どれだけネットに繋げるかを表しています。
いわゆる「ギガ数」と呼ばれるものです。
現在の3大キャリアはデータ無制限(使い放題)か使った分だけ支払うプランのどちらかです。一方、格安SIMは基本的に使い放題プランはなく、使った分だけ支払うプランのみです。
プラン名 | docomo | au | SoftBank | 格安SIM |
---|---|---|---|---|
使い放題 (高額) | ギガホプラン (60GBまで) | 使い放題MAX | メリハリ無制限 | 大容量プラン(20〜25GB) |
使った分だけ (割安) | ギガライト | ピタットプラン | ミニフィット プラン+ | 小容量プラン (1,3,5GB) |
通信容量に合わせてどちらかを選びます。
・外でも動画やSNSをたくさん利用したい方は「使い放題プラン」
・自宅にWi-Fiがあり、あまり外ではスマホを利用しない方は「使った分だけプラン」
通話
- 無制限かけ放題(およそ2,000円/月)
- 5分以内かけ放題(およそ800円/月)
- 通話した分(22円/30秒)
3つの中から選ぶ必要がありますが、基本的に電話をするのが少ない方は、通話した分の料金を払った方が良いです。
電話をかける時のみ料金が発生し、かかってきたときは相手負担となるため通話料は発生しません。
LINEの通話、ビデオ通話は通話料には含まれずデータ容量に含まれます。
端末代
通話料やデータ容量とは別に端末代がかかります。
データ容量だけがスマホ代ではありません。スマホ本体の料金も支払う必要があります。
自動車をイメージしてもらうのが一番理解しやすいです。自動車の本体代とガソリン代両方払いますよね。
これと同じで、スマホも「スマホ本体代」と「データ通信費」の両方を支払います。
端末代というのは、携帯ショップで契約すると基本的には分割払いで支払います。10万円くらいするので一括で払う方は少ないでしょう。
端末代は携帯会社で異なります。同じ型式のiPhoneでも価格が違うので確認しましょう。
分割払いの注意点
各携帯会社は『乗り換えプログラム』という分割払いのシステムをすすめてきます。
これは、基本的にスマホ代を48回分割で払いつづけ24回目の支払いが終わった時(2年後)に、スマホを買い換えると残りの24回分が支払い不要になるというプランです。
そのため2年ごとにスマホを買い替えることが求められます。(任意)
2年ごとにスマホを買い換えるならば一見良さそうに見えるプランですが、最新のスマホというのは元々が高いです。
さらに、このプランの最も恐ろしい点は、スマホ代を48回で均等に割るのではなく、最初の24回は高め設定されているということ。
そのため、単純計算でスマホ代が半額になるわけではありません。大体、トータルの6〜7割程度支払うことになります。
スマホの端末代を抑えたいのであれば型落ち品や廉価版スマホを長く使うことです。さらに携帯ショップで買うのではなくメーカーの公式サイトで買いましょう
iPhoneなら『アップルストア』
Androidならそれぞれの直販サイト(例:Galaxy公式)
オプション代
最後はオプション代です。
安心サポートパック、故障紛失サポート、使い方サポート、お留守番サービス、迷惑電話撃退サービス、音楽聴き放題、映画見放題、漫画読み放題etc…
これらは基本的には不要でしょう。
「スマホの故障時や修理時などに修理費用が割安になるオプションがあるのでつけときます。」
こう言われることがありますが、基本不要だと思います。なんせ、私が一回もこのサービスを利用したことがないく、今まで気づかずに加入していましたから。
料金明細などのよくわからないプラン名がサービス名があるときは注意です。オプションは連絡すれば解約できるので確認しましょう。
割引サポート
各社、学割やスマホデビュー割、家族割などいろんな割引が存在します。しかし、これらは基本的に期限付きです。半年後には割引が適用されずスマホ代が高くなることもあります。
しっかりと割引の概要や適用期間を確認の上、契約しましょう。
ネット割や電気料金とセットでお得などもありますが、本当に安いのか格安SIMとの比較や各社のシミュレーション機能を使いながら検討しましょう。
格安SIM+docomo光の方が安いかも・・・
まとめ
スマホ代はそれぞれ分けて考えると理解しやすいです。
- データ容量
- 通話料
- 端末代
- オプション代
これらをそれぞれ理解できればネットで契約することが可能です。
さらには店頭でもトラブルになりにくいです。
契約前には各社のHPより料金のシミュレーションを行うことできます。ぜひ活用してみてください。
ネットで契約してお得にスマホを使っちゃいましょう!!
では、また。