こんにちは!
「一人暮らし大百科」のデザインと女性向け記事を担当している「ぽよ」です。
私は普段は一般企業でデザイナーとして働いています。
一度転職して今の会社にいるのですが、前職ではコロナ流行がきっかけで「完全在宅勤務」になり、約1年間、毎日家で仕事をしていました。
(前職はデザイナーではなくディレクターのような仕事をしていました。)
今の会社でも週に決められた日に在宅勤務をしています。
そんな在宅ワーカー「ぽよ」の体験談をご紹介します!
- 在宅勤務をし始めたが集中が続かなくて困っている方
- 一人暮らしで在宅勤務をしているが、メリハリのない生活を脱したいと思っている方
- 夏休みの宿題はギリギリまで取っておく「追い詰められないとできない派」の方
- 大きなハードルより小さなハードルをいくつも超えることで達成感を感じながら進めたい方
長引くコロナ禍ですが、一緒に乗り切りましょう。
*この記事は4分で読み終わります。
目次
ずっと集中しなくていい!在宅勤務の考え方
この記事を読んでいるみなさんは在宅勤務にこんな悩みを抱えていませんか?
通勤がないから気持ちの切り替えができず朝からダラダラしてしまう
誰も見ていないから「ずっと集中して仕事する」ということができず、スマホをいじったり掃除し始めたりしてしまう
それは当然!
あなたに集中力が無いからダメなんてことはありません。
会社勤務の場合は、「静かで仕事をするためだけの空間であり、同じことをしている人/自分を評価する人が周りにいる環境」です。
いわば環境によって強制的に仕事をする状態になっていると言えます。
逆に家は「生活をするための空間であり、評価は<仕事をしている姿>ではなく<成果物>のみで評価される環境」です。
そのため、在宅勤務は自ら環境を整えない限り、もしくは仕事への絶えない情熱がない限り、「誰もが会社勤務と同じように7時間ずっと集中する」ことは難しいのです。
そう考えたら、
「今日も集中できなかったな・・・」
「ダラダラしちゃって、自分って不真面目な奴だな・・・」
という落ち込みはなくなると思いませんか?
じゃあ「お高いデスク」とか「仕事の情熱」を持てってこと?
それもちょっとね〜・・・
いえいえ!
「お高いデスク」や「仕事の情熱」がなくても、大丈夫です
「15分だけ集中する」
という時間を何回か作れればOKなのです!
では、【15分集中タイム】はどのように作れば良いのでしょうか?
【体験談】最初はやっぱりダラダラ〜
実は私も最初は一人で家で仕事をする環境に慣れず、
「今日もスマホいじってダラダラしちゃったな・・・」
「ただ言われた仕事を一人でゆっくり進めていて、会社にいた頃より頭が回ってない気がする」
と感じていました。
私は夏休みの宿題をギリギリまで取っておく「追い詰められないとできない派」です。
在宅勤務だと、期日が迫っていない限りそんなに仕事のスピードを意識しないし、他の人と喋って違う視点を取り入れるということも簡単にできません。
そしてそんな不真面目な自分に自己嫌悪し、それでもまたダラダラしてしまうということを繰り返していました。
こんな仕事の仕方嫌だ!と思った私は、
会社で働いてる時と何が違うんだろう・・・?
と考えるようになりました。
そこで出た結論が「ずっと集中していなくていい!在宅勤務の考え方」で述べたような
- 環境が違うから集中できなくて当たり前
- 生活の中に【15分集中タイム】をいくつも作る
という考え方でした。
次に、実際に私が試した方法をご紹介します。
在宅勤務で仕事をスムーズに進める方法3選
それでは、私が1年間在宅勤務をしていて「仕事効率が上がった」と感じた方法をご紹介します。
どれが合うか?は人それぞれだと思いますので、この中からあなたに合う方法を探してみてください!
- 時間を細かく区切る
- 細かいタスクを設定して小さな達成感を積み重ねる
- 「ポモドーロテクニック」で集中→休憩のルーティーン
- 「コーヒー1杯飲み終わるまで」自分ルールとご褒美を設定する
- 立って仕事する
- 「仕事の空間」を作る
時間を細かく区切る
1.細かいタスクを設定して小さな達成感を積み重ねる
ただ「〇〇を完成させる」という大きなタスクでは、集中できない環境だと
「あれ、どこまでやったっけ・・・。次は何をすればいいんだっけ・・・。」
と振り返って考える時間が増えたり、次の作業手順に移るまでに思い出す時間が増えたりしてしまいます。
- 材料を全て冷蔵庫から出す(1分)
- 野菜を切る(10分)
- 鍋で肉・野菜を炒める(10分)
- ③の鍋に水を入れて煮込む(20分)
- 火を止めて④の鍋にカレールーを入れて溶かす(5分)
- ⑤の鍋に火をつけて煮込む(5分)
のように小さなタスクに分け、書き出します。
これを完了したらチェックマークをつけていけば「さっきは③まで終わったから次は④からだな」と無駄に思い出す時間が減らせます。
さらに時間設定をしておくことで、その小さなタスク内で途中離脱しないようにしておくことが大事です。
(小さなタスク内で「どこまでやったっけ・・・」となると本末転倒なので)
「できたらチェック」を重ねることで、休憩をいくら挟んでも「意外と今日は10個チェックマークがついたな!」と達成感を感じることができます。
小さな達成感も素直に受け止めてください!それが、明日の仕事への活力になります。
2.「ポモドーロテクニック」で集中→休憩のルーティーン
皆さんは「ポモドーロテクニック」という言葉をご存知ですか?
ポモドーロテクニックとは、25分集中→5分休憩という短い集中タイムを繰り返すという方法です。
ポモドーロテクニックは、集中力を最大化するために、仕事を 25 分ずつのセッションに分け、短い休憩をはさんで行う人気の高い時間管理テクニックです。
その際に勉強時間を測定するために使ったのが、トマトの形をしたキッチンタイマーでした (イタリア語でトマトは「ポモドーロ」です)。
短時間のセッションで作業を集中的に行うことで、生産性を高めつつ、モチベーションを維持できます。
asana ポモドーロテクニック: チームの生産性を高める方法
https://asana.com/ja/resources/pomodoro-technique
この方法を試すのに最適なのが「Focus」というアプリです。
自分で設定した時間にアラームを鳴らして集中と休憩を切り替え、セッションを何回繰り返したかをカウントしてくれます。
前述の「小さなタスクに分ける」が億劫な方は、こちらのやり方で「時間で強制的に区切る」方法を試してみると良いでしょう。
Focus – 仕事効率化タイマー
iPhoneアプリもありますが、スマホの他のアプリに気を取られないように注意しましょう。(お持ちの方はApple Watchでの使用をおすすめします!)
リフレッシュには模様替えを!
3.「コーヒー1杯飲み終わるまで」自分ルールとご褒美を設定する
これは(ありがちな方法ですが・・・)、
集中できないことに対して「いい事」をプラスすることで取り組む前の気持ちを軽くし、そのために頑張るという気持ちを作り出す方法です。
まずはコーヒーを準備します。コーヒーでなくても、自分が好きな飲み物で大丈夫です。
この時点で机に向かうことに「いい事」をプラスしているということになります。
そしてその美味しい飲み物を持って机に向かいます。
「このコーヒー1杯飲み終わるまでは集中して進める」というルールを決めて、仕事を始めましょう。
さらに、「15時になったらおやつタイムを挟む」というルールを追加します。
これによって、「15時までは頑張ろう!」という気持ちを作ることができます。
立って仕事する
何時間も同じ場所で座っていると、背もたれにもたれかかったり、肘をついて一休みしたり、集中を途切れさせる姿勢になりやすいです。また、長時間の同じ姿勢は肩こり、腰痛の原因にもなります。
そんな時は、立って作業できる場所に移動してみましょう。
私は、本棚の上やカウンターキッチンのテーブルを使っていました。意識的に立つことを心がけましょう。
- 場所を変えることで気分転換
- 1時間に一回は立つ(トイレや水分補給、換気etc…)
- 窓から外の景色を見る(リフレッシュ)
つい集中しすぎると立つことを忘れてしまいがちですが、時折体を軽く動かすとリフレッシュにつながります。
スタンディングワークは座りよりも血流がよくなり、集中力が増します!
「仕事の空間」を作る
机や椅子は自分の体に合ったものを使用しましょう。
しかしこれらを買い揃えるのは時間もお金もかかります。
私のおすすめは「PCスタンド」です。
机や椅子の高さが合わなくてもこちらを使えばちょどいい位置に調整することができます。
【Amazon】BoYata ノートパソコンスタンド ノートpc スタンド タブレットスタンド 高さ/角度調整可能 姿勢改善 腰痛/猫背解消 折りたたみ式 パソコン スタンド 滑り止め アルミ合金製 17インチまでのノートPCやタブレットに対応 (シルバー)
まとめ
いかがでしたか?
最後にリモートワーク のコツをおさらいします。
- 環境が違うから集中できなくて当たり前
- 生活の中に【15分集中タイム】をいくつも作る
- 時間を細かく区切る
- 細かいタスクを設定して小さな達成感を積み重ねる
- 「ポモドーロテクニック」で集中→休憩のルーティーン
- 「コーヒー1杯飲み終わるまで」自分ルールとご褒美を設定する
- 立って仕事する
- 「仕事の空間」を作る
どんな小さなタスクでもやり切って明日を迎えることで、スッキリした頭で仕事ができます。
みなさんが快適なリモートワークライフを送れますように。
それでは!