- お風呂のカビが気になる
- いくらお風呂掃除をしてもカビが発生する
- 効果的で簡単なカビ対策を教えてほしい
本日も一人暮らしに有意義な情報を発信していきます。
今回は、カビ対策についてです。お風呂は梅雨の時期に限らずカビが発生してしまいますよね。それは、カビの発生条件を理解すればなるほどと思えるはずです。
発生条件を理解して適切に予防する方法をご紹介していきます。
*この記事は3分で読み終わります。
最適なカビ対策は?
1番効率が良く安くできるのが24時間換気です。
多くの方は、防カビグッズを購入して試したり、毎日お風呂掃除をしたり、色々時間やコストをかけて対策している方もいらっしゃるかと思います。
でも換気をずっとすればある程度のカビは防げます。
ええそんなんでいいのー?いいんです。
カビの発生条件を理解すれば換気だけで十分だと思えるはずです。
今回は、お風呂のカビ対策についてカビの発生原因、効率の良い換気方法、つけっぱなしにかかる電気代についてまとめてみました。これを読めば24時間の換気が重要であると理解できるはずです。
カビが発生する原因
カビの発生しやすい条件は、下記に3つが挙げられます。
・最適温度は25℃。5~35℃前後でも生育します。
エステーHPより:https://products.st-c.co.jp/plus/season/2019_06/
・一般的なカビは湿度80%以上が必須条件。(乾燥状態を好む一部のカビでも65%)
・主に皮脂汚れやほこり、たべこぼしなどがカビの栄養になる。
温度・湿度・栄養源の3つがカビの発生原因です。
お風呂はこの3つの条件が揃いやすいです。そのため、お風呂にカビが発生しやすいのです。換気をすることで「湿度を下げる」ことができます。
そのため、カビ対策には換気がおすすめだということがわかるはずです。
梅雨の季節や雨の日は特に要注意!
カビが発生しても、見た目が悪いだけでシャワーなどには支障をきたさないので、掃除はしません。そのため、換気もしません。
カビをそのままにしておくと大変なことになります!!
カビの胞子を吸い込んでしまうと気管支ぜんそくや鼻炎などのアレルギー症状が発生し、治療などに多大な医療費や時間がかかります。
賃貸の場合はカビの放置が原因でクリーニング代など無駄な退去費用が発生してしまいます。
そのため、カビの抑制や掃除をした方がいいです!!
換気が効果的
24時間換気をすればカビの発生確率が下がります!
発生が減れば掃除やメンテナンスの回数を削減することができます。
上記でもお伝えしたようにカビの発生原因は湿度と温度です。換気扇というものは空気を循環させ湿度を下げたり、ウイルスを外に排出する効果があるんです。
昨今のコロナ対策でも換気が効率的であると言われていますよね。それはウイルスが蔓延しないよう外へ排出できるからなんですね。
効果的な換気方法
- お風呂上がりは換気を強モード
- シャワー後に床や壁の水滴を拭き取る
- お風呂のドアを閉めて換気
これだけで、カビの抑制効果が高まります。換気扇は24時間付けっぱにすることが前提ですのでこまめなON /OFFは適切ではありません。
換気を途中で止めてしまうと、気流がなくなり湿気が溜まりやすくなります。常に空気の流れを作っておくことが大切なのです。
また、お風呂上がりやシャワー後に床や壁についた水滴を拭き取るには毎日、ニトリなどで売っているガラスワイパーで水滴を取るととても簡単に大量の水が拭き取れます。
気になる電気代は?
しかし、24時間つけっぱなしにすると電気代がどうしても気になりますよね。
節約で電気代も気にしているから電気代が上がりそうで気になる
常に電気代を気にして、エアコンを止めたり、暖房を使わずに厚着をして生活している方も多いでしょう。そのため、24時間の付けっ放しに抵抗がある方も多いと思います。
しかし、換気扇の電気代は相当安いです。
付けっ放しでカビの発生が抑制できるため、付けっ放しは相当メリット大です。具体的に電気代を計算してみましょう。
電気代は
「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)(注1)」
で計算が可能です。
実際に我が家に当てはめて計算してみます。
我が家の場合、MAX製のBS-123HAでした。ネットから「取扱説明書」を確認し消費電力が12W程度であることがわかりました。これをkWに直すと0.012kW/時となります。
使用時間は今回は1ヶ月として計算してみます。1ヶ月(30日)の使用時間は、24時間×30日で720時間となります。
料金単価は、電力会社に電気料金の1kWhあたりの単価料金が確認できますので、実際に計算したい方は確認してみるといいでしょう。我が家は、エネオスでんきを契約しており、単価はおよそ19円程度でした。
0.012(kW)×720(時間)×19(円/kWh)=164円
いかがでしょうか。
換気扇を付けっ放しにしても毎月164円しかかかっておりません。この164円をケチってカビが発生してしまい掃除をする羽目になってしまっては、時間と労力の無駄です。
〜参考〜
LooopでんきHPより:『電気代はどうやって計算する?料金のしくみを知れば安くする方法も分かる!』
エネオスでんき『公式HP』
MAX『BS-123HA』
メンテナンスは必要?
定期的なメンテナンスをしないと無駄な電気代を浪費してしまうことになります。
フィルターをこまめにメンテナンスしましょう。フィルターがゴミで詰まってしまうと換気効率が下がり、付けっ放しにしている意味がなくなってしまいます。掃除機などで吸引すればある程度ゴミが取れます。月に1回程度はメンテナンスをしましょう。
それでも汚れがひどい場合は、フィルターを取って、ぬるま湯などにつけて布で乾拭きをし乾燥させてから取り付ければOKです。年に1回程度は行うと良いでしょう。私は、年末の大掃除に行なっています。
換気扇のお手入れ方法はメーカーによって異なります。必ず説明書を確認しましょう。説明書はスマホでも確認が可能です。
まとめ
いかがでしたか。今回は、浴室のカビ対策には換気扇の24時間付けっ放しがおすすめということをまとめました。
低コストでカビの繁殖が抑えられる換気扇はとても有能です。時には労ってお掃除をしてあげましょうね。
また、カビの発生・繁殖は様々なアレルギー反応を引き起こす場合があります。大変危険なので発生した際にはしっかりとお掃除をして取り除きましょう。
24時間換気をしてもカビは発生するので注意です。
また、お風呂上がりの水切りや換気エリアを狭めることでより効率の良い換気が可能です。
ちなみに換気はお風呂だけではなく、リビングやトイレなども行いましょうね。
今回の記事が、皆さんに取って役に立つ知識でありますように。
では、また。