今回は、洗濯機についての永遠の悩みでもある「縦型」か「ドラム式」か問題について私の見解を述べていきます。
- 一人暮らしを始めるため洗濯機を購入予定
- 一人暮らしで洗濯機の買替えを検討中
- 縦型、ドラム式のメリットを知りたい
ぜひ、洗濯機選びの参考になれば幸いです。
ぶえ
大学生時代に一人暮らしをしながら家電量販店で4年間バイトをし、エアコン、テレビ、掃除機、プリンターなど様々な販売員を経験。当時の経験や失敗談などを発信中。ちなみに好きな家電は、縦型洗濯機。
目次
洗濯機の購入は必須?
洗濯機は決して安いものではありません。
そのため、初めての一人暮らしで初期費用を抑えたいがために、洗濯機を買わない選択肢を検討する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、洗濯機は絶対に購入しましょう!
コインランドリーが近くにあるから十分とは言っても、コストを比較すれば洗濯機が断然お得です。
週に2回通った場合、700×8回(月)=5,600円
年間で6万7,200円の費用が発生します。洗濯機は、一人暮らし向けでの6万円以下で購入はできますし、ランニングコストもそこまで高くはありません。
1年以上一人暮らしをする見通しがある場合は、考える余地なしで洗濯機を購入しましょう。
日立全自動洗濯機 7kg NW-R705 洗濯機 7kg 洗濯 脱水 槽洗浄 槽乾燥 予約タイマー 風乾燥 スリムボディー コンパクト 新生活 日立 HITACHI 【送料無料】 価格:43,800円 |
買うならどっち?
購入は必須ですが、縦型とドラム式どちらにすべきなのでしょうか?
結論から言うと、”一人暮らしの場合は絶対に縦型”にすべきです。
どうしてなのかは、一人暮らしの洗濯事情とそれぞれの特徴が分かれば理解できるはずです。
次章から詳しく述べていきます。
洗濯の頻度について
「ハイアールジャパンセールス」が行った「洗濯機の利用実態に関する意識調査」の結果を見ると、一人暮らしのおよそ4割の方が、週に1~2回程度と回答しました。
また、毎日洗濯する人は、およそ10人に一人と非常に少ないことが見てわかります。
つまり、調査の結果から、洗濯の回数はそこまで多くないのが実情です。
「縦型」と「ドラム式」の特徴
洗濯の頻度が理解できたところで、「縦型」、「ドラム式」の特徴を見ていきましょう。
洗浄力が高い「縦型」
大量の水でもみ洗いをする縦型は、まとめ洗いでも高い洗浄力を発揮します。また、シンプルな機能で乾燥機能がついていないモデルであれば安価に購入できます。
例え乾燥機能があってもイマイチな性能なので洗濯物を干す手間が発生します。洗濯が嫌いな理由の多くは、干したり畳むことだと思うので本体価格が安い分、労力が必要となります。
- 大量の水で洗うので生地が傷みにくい
- 乾燥機能はシワになりやすい
- 本体価格が安い(4〜6万円)
- 電気代は安いが水道代は高い
- シンプルでコンパクト
時短に繋がる「ドラム式」
洗濯から乾燥まで一気に行えるため、洗濯物を干す手間が省けるのが何よりのメリットです。さらに、少量の水で洗えるので節水にもつながります。
乾燥機能を活用しなければドラム式のメリットを存分に活かすことができません。また、価格が高い分、様々な機能が付いており慣れるのに時間がかかったり、本体サイズが大きいのがデメリットです。
- 少ない水で汚れが落ちる
- 乾燥に特化している
- 本体価格が高い(20〜30万円)
- 水道代は安いが電気代は高い
- 機能が多くサイズが大きい
「縦型」をオススメする理由
洗濯の頻度が少ない
ドラム式は洗濯頻度が高ければメリットが出やすいですが、頻度が少なければ元を取ることができません。
毎日利用して10年程度で元が取れます。
洗濯頻度の調査結果が示すように、一人暮らしの場合はまとめ洗いが基本です。
洗濯頻度が少なければ干す手間が少なくそこまで水道代もかからないので「縦型」でも十分です。
ドラム式で洗濯物を詰め込みすぎるのはNGです。
メンテナンスが必要な「ドラム式」
ドラム式には「乾燥フィルター」と「ゴミ取りフィルター」の2種類のフィルターが付いています。
「ゴミ取りフィルター」は縦型にも付いておりゴミを取れば良いだけですが、重要なのは乾燥フィルターです。
「乾燥フィルター」は掃除機のフィルター同様に、ゴミやホコリが溜まると目詰まりが発生します。目詰まりが発生すると、乾燥機能が弱くなったり、最悪の場合故障してしまいます。
しっかりとお手入れをしなければ高価なドラム式洗濯機がすぐに故障する事態に陥ることだって想定されます。
設置スペースが必要な「ドラム式」
「ドラム式」は広い設置スペースが必要になります。さらに、ドアが横開きなので洗濯機の前もある程度スペースを開けておく必要があります。
一人暮らしの物件だと洗濯機を置くスペースが狭かったり、そもそも玄関や廊下などが狭く運べないケースも存在します。「ドラム式」を購入する場合は、搬送経路の確認は必須です。
また、現在の物件にかろうじて置けたとしても就職や転職、同棲や結婚などがきっかけで引越した場合に新居に洗濯機が置けずやむ負えず買替えるなんて事態になったら最悪です。
あと数年で引越しを予定している場合は要注意です。
長期的に今の物件に住む見通しが立っている場合を除いて、「縦型」の方が無難だと言えるでしょう。
ビックカメラ.com『洗濯機 購入から設置までの流れとお申し込み』
天日干しは殺菌効果がある
天日干しのメリットは、自然の力で乾かすので電気代がかかりません。また、紫外線には殺菌効果が期待できるという研究結果があります。
安全面から天日干しに少し抵抗があると言う方でも、低い位置に干すことで外から洗濯物が見えにくいので工夫次第では外干しが可能になるでしょう。
物干し 屋内 折り畳み 室内物干し 洗濯物干し X-700VR 送料無料 物干 タオル干し タオル バスタオル 部屋干し 物干しスタンド スタンド 折りたたみ 洗濯用品 アイリスオーヤマ 価格:2,480円 |
雨の日は、除湿機などを活用して部屋干ししましょう。
時短のメリットが少ない
例え、干す手間が省け30分の時間を生み出すことができたとしても、週に3回洗濯で年間で72時間の時間短縮にしかなりません。
「ドラム式」で生み出した72時間を有意義に使えると思うのであれば「ドラム式」購入する価値は十分にあります。
しかし、大抵の場合はスマホでSNS、ゲーム、動画を見る時間となるでしょう。
家事のストレスが軽減されると言う意見も尊重しますが、考え方を変えるだけでストレスではなくなると考えています。次節でご紹介します。
洗濯で運動不足解消
「生活活動」と言う言葉を知っていますか?
家事などの生活を営むための活動のことを「生活活動」と呼び、スポーツと運動と同様に生活習慣病の予防に繋がると明らかにされています。
洗濯をしたり干したりするのが嫌だと思う方は、運動不足解消だと思って取り組めば少しは気が楽になるのではないでしょうか。
洗濯でもカロリーは消費します!
「ドラム式」で生み出した時間で意気込んで運動するより家事、徒歩移動(階段)などで体を動かした方がストレスが少なく長続きするでしょう。
また、干すタイミングで日光を浴びることができます。日光を浴びると免疫力UPや体内時計を整える効果が期待できます。
オススメの洗濯機を紹介
これまで一人暮らしには、「縦型」がオススメと紹介してきましたが、具体的にはどんな洗濯機がいいのかを最後にご紹介します。
この2社を選んでおけば間違いなし!
洗濯機で人気があるのは日立かパナソニックです。
縦型のみで比較した場合、2社に大きな違いはありませんが、強いて言うなら日立の方が一人暮らしにはオススメです。
洗濯槽を毎回自動で掃除してくれます。他メーカーでも搭載されている機能ですが、日立のみがすすぎに使用した水ではなく、新しい水道水で行います。
当然、すすぎで使用した水には洗剤や汚れが残っています。それがニオイやカビの原因となります。
利用頻度は少ない一人暮らしの洗濯機は、カビの発生リスクが高まるので日立の自動洗浄機能がオススメです。
日立全自動洗濯機 7kg NW-R705 洗濯機 7kg 洗濯 脱水 槽洗浄 槽乾燥 予約タイマー 風乾燥 スリムボディー コンパクト 新生活 日立 HITACHI 【送料無料】 価格:43,800円 |
カビを防ぐためにも、洗濯機に洗う前の服を入れておかず、フタを開けておきましょう。
容量など選び方の詳しい解説は下記記事を参考に
最後に
一人暮らしの場合は「スペース」、「洗濯頻度」、「価格」の3点から洗濯機は、「縦型」にすべきです。
また、今後引越しの確率が高い一人暮らしの方は、今後のことも考えて家電を購入するかしないかを検討することで無駄な費用を生まずに済みます。
また、家事は面倒でストレスかもしれませんが、発想を変えて運動だと思って行うことでやる気になったり、別で運動をする時間を設けなくても良くなります。
洗濯はハマると面白くて奥深いものです。一緒に洗濯マスター目指しませんか?